新規事業の相談をするとき、「事業計画書がないと話にならないのでは」と身構えてしまうことがあります。実際に相談の場で先に必要になるのは、完成した計画書ではなく、描いている事業のきっかけと、今どこで止まっているかです。この記事では、相談の前に整理しておくと話が早く進むことと、決めていなくても困らないことを分けて説明します。
相談の前に整理しておくと、話が早くなること
| 整理しておくこと | 伝える内容 | 決まっていないときは |
|---|---|---|
| 1. きっかけ | なぜその事業をやりたいと思ったか | 思いついた背景を一言で構わない |
| 2. 今の状況 | 社内の合意形成、担当者の有無、使える時間 | 「まだ自分一人で考えている」でもよい |
| 3. 既存事業との関係 | 既存事業の強みや顧客との接点を使えるか | 使えそうな資産があれば挙げる |
| 4. 迷っている点 | どこで判断に迷っているか、何が決まらないか | 複数あれば、優先順位が高いものから |
まだ決まっていなくてよいこと
- 事業計画書や収支計画
- 市場調査の結果
- 予算の確定額
- チームの体制
これらは、事業のきっかけを聞いたうえで、一緒に整理していく部分です。最初から自社だけで固めようとすると、検証する前提が固定されすぎることがあります。
自社の場合に当てはめて整理したい方は、新規事業開発支援について相談する →
相談の当日、聞かれることの例
- その事業のアイデアは、どんな課題から生まれたか
- 既存事業の顧客や強みと、どうつながっているか
- 社内で、誰が、どのくらいの時間を割けるか
- いつまでに、何を確かめたいか
答えられない質問があっても、問題ありません。整理すべき点の手がかりになります。
相談のあと、どう進むのか
新規事業開発支援では、アイデアを検証できる仮説に整理し、動く試作品で市場の反応を見ながら進める伴走支援があります。全体の流れは、新規事業開発支援の進め方|相談から検証・事業化までの流れで説明しています。検証の設計はPoC(概念実証)やMVPの考え方、続けるか止めるかの基準はGo/No-Go判断を参考にしてください。
よくある質問
Q. 相談の前に、事業計画書は必要ですか?
A. 必要ありません。描いている事業のきっかけと、今の社内の状況を、一言で伝えていただければ十分です。
Q. 社内の合意が取れていない段階でも、相談できますか?
A. できます。社内の合意形成に時間がかかっている状態も、よくある相談の入口です。どこで止まっているかを整理するところから始められます。
Q. 個人としての起業の相談も、対応してもらえますか?
A. オルアナは、中小企業の新規事業開発支援を専門にしています。個人の起業相談は対象外です。
Q. 相談したら、契約しなければいけませんか?
A. いいえ。30分のオンライン通話で、伴走できるかどうかを一緒に確認したうえで、次の進め方をご提案します。送信だけで契約が成立することはありません。
発信:株式会社オルアナ(新規事業開発・システム開発・AIエージェント開発・バックオフィス業務支援)
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