新規事業の開発支援を外部に依頼しようとすると、金額の幅が広く、自社の場合にいくらかかるのか分かりにくいことがあります。費用は、依頼するフェーズと範囲によって大きく変わります。この記事では、費用がどう決まるか、フェーズごとの目安の考え方、費用を抑える進め方を整理します。
新規事業開発支援の費用を左右するフェーズ
| フェーズ | 内容 | 費用への影響 |
|---|---|---|
| アイデアの検証・市場調査 | 仮説の整理、顧客インタビュー、市場規模の検証 | 比較的抑えやすい。期間も短めになりやすい |
| MVP(試作品)開発 | 検証用の最小限のプロダクトを、実際に動く形で作る | 開発するものの複雑さによって幅が大きい |
| 本格展開 | 検証で確認できた仮説をもとに、事業として立ち上げる | 継続的な支援が必要になり、費用も大きくなりやすい |
費用に含まれるもの、含まれないもの
見積もりを比較するときは、次が分かれて示されているかを確認します。
- 検証・調査にかかる費用(インタビュー設計、市場データの収集など)
- 開発にかかる費用(MVPの設計・実装)
- 継続的な伴走の費用(定例の相談、進捗確認など)
「検証から実装まで」と書かれていても、どこまでが基本料金に含まれ、どこからが追加になるのかは会社によって異なります。
自社の場合に当てはめて整理したい方は、新規事業開発支援について相談する →
費用を抑える、段階的な進め方
- 最初は、アイデアの検証・市場調査の範囲に絞って依頼する。
- 検証の結果を見て、MVP開発に進むかどうかを判断する(Go/No-Go判断の基準を先に決めておく)。
- MVPの検証で仮説が固まってから、本格展開の支援範囲を広げる。
最初から本格展開までの契約を結ぶのではなく、段階を区切って進めると、途中で方向転換する場合の損失も抑えられます。
依頼先を比較するときの基準
費用だけでなく、どのフェーズを、どこまで一気通貫で支援してもらえるかを確認します。検証だけを得意とする会社、実装まで対応する会社など、強みが分かれています。依頼する前に整理しておくことは、新規事業開発支援を相談する前に、整理しておきたいことを参考にしてください。
よくある質問
Q. アイデアを相談するだけでも、費用はかかりますか?
A. 相談自体に費用はかかりません。相談したからといって、契約する義務もありません。
Q. コンサルティング契約と、実装まで含む契約は、何が違いますか?
A. コンサルティング契約は、事業の方向性や仮説の整理を中心に支援します。実装まで含む契約は、MVP(試作品)の開発まで一気通貫で担います。検証まで進めたい場合は、後者が向いています。
Q. 費用を抑えるために、最初から範囲を絞るべきですか?
A. 絞ることは有効です。アイデアの検証・市場調査から始め、仮説が固まってからMVP開発に進む、という段階的な進め方だと、初期費用を抑えられます。
Q. 複数の支援会社を比較するとき、何を基準にすればいいですか?
A. 費用だけでなく、検証から実装までを一気通貫で支援できるか、どのフェーズを担当してくれるかを確認します。
発信:株式会社オルアナ(新規事業開発・システム開発・AIエージェント開発・バックオフィス業務支援)
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