新規事業の立ち上げでは、社内に知見がない領域に必ず出会います。社外の顧問・アドバイザーを活用することで、その知見を補いながら進めることができます。この記事では、顧問・アドバイザーをどう活用すべきかを整理します。
顧問・アドバイザーを入れるタイミング
事業の方向性を固める前の構想段階から入れておくと、後から方向転換するコストを減らせます。具体的な課題が見えてから、特定分野の顧問を探して補強する進め方もあります。
顧問料の考え方
関わる頻度や専門性によって相場は大きく異なります。月1回の相談程度であれば比較的抑えた金額で済みますが、実務に深く入ってもらう場合は、それに応じた金額になります。費用対効果を事前に見極めることが重要です。
自社の場合に当てはめて整理したい方は、新規事業開発支援について相談する →
権限の範囲を明確にする
顧問・アドバイザーに意思決定の権限まで渡すべきではありません。顧問はあくまで助言する立場であり、最終的な意思決定は経営者・事業責任者が行う体制を保つことが重要です。右腕人材との役割の違いについては新規事業の「右腕」人材、どう見つけ・育てるかも参考にしてください。
契約を見直すタイミング
当初の目的が達成されたか、助言の内容が事業のフェーズに合わなくなっていないかを定期的に確認し、合わなくなった時点で見直すのが基本です。関係を漫然と続けることが、必ずしも良い結果にはなりません。
よくある質問
Q. 顧問・アドバイザーは、どのタイミングで入れるべきですか?
A. 事業の方向性を固める前の構想段階から入れておくと、後から方向転換するコストを減らせます。ただし、具体的な課題が見えてから特定分野の顧問を探す進め方もあります。
Q. 顧問料の相場は、どのくらいですか?
A. 関わる頻度や専門性によって大きく異なります。月1回の相談程度であれば比較的抑えた金額、実務に深く入る場合はそれに応じた金額になるのが一般的です。
Q. 顧問・アドバイザーに、意思決定の権限まで渡すべきですか?
A. 基本的には渡すべきではありません。顧問はあくまで助言する立場であり、最終的な意思決定は経営者・事業責任者が行う体制を保つことが重要です。
Q. 顧問契約を終了するタイミングは、どう判断すればいいですか?
A. 当初の目的(特定分野の知見補完など)が達成されたか、助言の内容が事業のフェーズに合わなくなっていないかを定期的に確認し、合わなくなった時点で見直すのが基本です。
発信:株式会社オルアナ(新規事業開発・システム開発・AIエージェント開発・バックオフィス業務支援)
NEXT STEP
この課題を、解決するまでの流れ
STEP 1
課題を知る
この記事で、状況を整理しました。
STEP 2
判断材料を集める
- 中小企業の新規事業開発 完全ガイド立ち上げから撤退判断まで
- 新規事業を外部パートナーに頼むときの選び方伴走できる相手の見分け方
- 新規事業開発支援の費用はどう決まるかフェーズ別の考え方
- 契約形態の違い準委任・請負・コンサルティング
- 最初の検証範囲の決め方広げすぎず絞りすぎない3つの軸
- 相談先の比較公的機関・コンサル会社・専門会社・フリーランス
- 社内チームか子会社か意思決定の速さと費用の比較
- 秘密保持契約(NDA)の確認ポイントアイデア流用のリスクと競業避止の範囲
- 社内異動か新規採用か強みと負担の比較
- トップダウンか社内公募かアイデアの決め方の比較
- 成果物の著作権・使用権の確認ポイント事業計画書・市場調査データは誰のものか
- 既存顧客か新規顧客層か進め方の比較
- 1年目の達成基準次のフェーズに進める4つの基準
- 経営会議への報告何を・どのくらいの頻度で報告すべきか
- 損益分岐点の設定固定費と変動費の考え方
- 売上か顧客数かフェーズに応じた指標の選び方
- 意思決定、どこまで現場に権限を渡すべきか委譲の基準の作り方
- 価格設定、原価積み上げ型か価値ベース型か選び方と育て方
- 既存顧客データをどこまで活用していいか利用目的の確認が必要な理由
- 向いている人材の見極め方既存事業の優秀さとは違う基準
- 知的財産(特許・商標)の検討タイミング検証段階ではまだ早い理由
- 既存事業部門からどう協力を得るか協力しない理由から考える
- ブランディング、いつ・どこまで作り込むべきか早すぎず遅すぎずの見極め方
- 創業メンバーは何人・どんな役割構成で始めるべきか人数を増やす前に固めること
- マーケティング予算、いつ・どのくらい投下すべきか検証段階では広告費に頼らない理由
- プレスリリース・情報発信、いつ出すべきか検証段階では発信を急がない理由
- 保険・リスク管理、何に備えるべきか後回しにされやすい理由と洗い出し方
- 終了・撤退、社内外にどう伝えるか顧客・社内メンバーへの伝え方の違い
- フランチャイズ展開、直営とどう使い分けるか収益構造と品質管理の違い
- 共同創業者間の出資比率、どう決めるべきか均等分配のリスクと見直し方
- 新規事業の「右腕」人材、どう見つけ・育てるか社内か外部採用か、権限委譲の考え方