経理のシステム化を検討すると、「結局いくらかかるのか」が分かりにくく感じることがあります。費用は、システム化する業務の範囲と、既存の仕組みとの連携の複雑さによって変わります。この記事では、費用の内訳と、費用を抑える進め方を整理します。
経理のシステム化の費用を左右する要素
| 要素 | 費用への影響 |
|---|---|
| システム化する業務の範囲 | 資金繰り表だけなのか、請求・原価・予実まで含むのかで、大きく変わる |
| 既存の会計ソフトとの連携 | データを自動で連携させる場合、連携の設計に手間がかかる |
| 入力の自動化の水準 | 手入力を減らすほど、初期の設計に工数がかかる |
費用の内訳
- 初期の開発費:エクセルの運用をシステムに置き換える、設計と開発の費用
- 保守・運用費:導入後、継続的にかかる費用
- 記帳代行など、日々の実務を依頼する場合の費用(システム化とは別立て)
「システム化の費用」と「記帳代行などの実務の費用」は、別のものとして見積もりを確認します。
自社の場合に当てはめて整理したい方は、経理のシステム化・バックオフィス業務支援について相談する →
費用を抑える、段階的な進め方
- 最も手間のかかっている業務を一つに絞る(優先順位の考え方で選ぶとよい)。
- その業務だけを、まずシステム化する。
- 効果を確認しながら、次にシステム化する範囲を広げる。
最初からすべての経理業務をシステム化しようとすると、初期費用も、導入までの期間も大きくなります。手に届く範囲から始める方が、現実的です。
依頼先を比較するときの基準
費用の内訳が分かれて示されているか、既存の会計ソフトとの連携実績があるかを確認します。比べる基準は、経理のシステム化・記帳代行を頼む会社の選び方にまとめています。相談前に整理しておくことは、経理のシステム化を相談する前に、整理しておきたいことを参考にしてください。
よくある質問
Q. 会計ソフトの利用料とは、別にかかりますか?
A. 別にかかります。既存の会計ソフトの利用料はそのまま続き、エクセルで運用している部分をシステム化する費用が、別途かかります。
Q. 記帳代行の費用と、システム化の費用は、まとめて見積もってもらえますか?
A. 会社によります。両方に対応している会社であれば、まとめて相談できます。範囲を分けて、それぞれの費用を確認すると比較しやすくなります。
Q. 保守費用は、月額でかかり続けますか?
A. システム化した部分の保守・運用にかかる費用は、継続的に発生することが一般的です。契約前に、保守の範囲と費用を確認します。
Q. 費用を抑えるには、どこから始めればいいですか?
A. 最も手間のかかっている一つの業務に絞って、まずそこだけシステム化する進め方が、初期費用を抑えやすくなります。
発信:株式会社オルアナ(新規事業開発・システム開発・AIエージェント開発・バックオフィス業務支援)
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