AIエージェント開発の契約を結ぶ前に、何を確認すればいいか分からないまま進めてしまうと、後から想定外の条件に気づくことがあります。この記事では、これまで整理してきた確認ポイントを、契約直前の最終チェックリストとしてまとめます。

AIエージェント開発

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契約前の最終チェックリスト(6項目)

  1. 開発する範囲が、具体的に書かれているか どの業務を、どこまで自律的に実行させるのかが明確か。
  2. 精度の目標と、改善の進め方が示されているか どの程度の精度を目指すか、精度が足りない場合にどう改善するかの考え方があるか。
  3. 秘密保持契約(NDA)で、学習データとしての利用範囲が明記されているか 提供したデータをAIモデルの学習に使うかどうかが示されているか。
  4. 成果物の著作権が、契約書に明記されているか 著作権の譲渡範囲、外部AIサービス自体の権利との違いを理解したか。
  5. 運用後のサポート範囲が、明記されているか 導入後の精度の変化や誤りへの対応が、契約に含まれているか。
  6. 解約・途中終了の条件が、書かれているか プロジェクトを途中で中止する場合の、手続きと費用の扱いが示されているか。

各項目の詳しい確認方法

それぞれの項目は、個別の記事でも詳しく解説しています。提案書・見積もりの確認方法はAIエージェント開発の提案書・見積もりで確認すべきポイント、NDAについてはAIエージェント開発の秘密保持契約(NDA)、何を確認すべきか、著作権についてはAIエージェント開発の成果物、著作権は発注者と開発会社どちらのものか、契約で確認すべきこと全体はAIエージェント開発の契約で確認すべきことを参考にしてください。

自社の場合に当てはめて整理したい方は、AIエージェント開発について相談する →

全項目を完璧にする必要はない

すべての項目が完璧である必要はありません。特に「開発範囲」「著作権の扱い」「運用後のサポート範囲」は優先的に確認し、他の項目は契約後に補足で確認する進め方でも構いません。

よくある質問

Q. チェックリストの項目を全部確認してからでないと、契約してはいけませんか?

A. 全項目が完璧である必要はありません。特に「開発範囲」「著作権の扱い」「運用後のサポート範囲」は優先的に確認し、他の項目は契約後に補足で確認する進め方でも構いません。

Q. 小規模なPoC(概念実証)の契約でも、同じようにチェックすべきですか?

A. PoCの段階では簡易な確認で構いませんが、本開発に進む際には、改めて全項目を確認することをおすすめします。

Q. チェックリストで引っかかる項目があった場合、どうすればいいですか?

A. 契約前に、開発会社に質問して確認します。質問への答え方や姿勢も、その会社と付き合えるかどうかの判断材料になります。

Q. 社内に契約書を確認できる担当者がいない場合は、どうすればいいですか?

A. 顧問の弁護士や、ITに詳しい専門家に見てもらうことも検討できます。特に著作権や精度保証に関する条項は、専門的な視点での確認が有効です。

発信:株式会社オルアナ(新規事業開発・システム開発・AIエージェント開発・バックオフィス業務支援)