新規事業の相談を終えて、提案書や見積もりを受け取ったとき、何を確認すればいいか分からないまま契約を決めてしまうことがあります。この記事では、提案書・見積もりを受け取った後に確認しておきたいポイントを整理します。
提案書で確認する3つのポイント
- 最初の進め方が、具体的に書かれているか 「検証を進めます」だけでなく、誰と、何を、いつまでに確認するかが示されているか。
- 検証から実装まで、どこまで対応できるのか 構想整理だけで終わるのか、検証や実装まで一気通貫で伴走できるのか。
- 費用の前提条件が、明確に書かれているか フェーズによって費用が変わる場合、その前提(何をもって次のフェーズに進むか)が示されているか。
見積もりで確認するポイント
- 金額の算出根拠(人数×期間、固定費用など)が示されているか
- 追加費用が発生する条件が、あらかじめ説明されているか
- 契約期間中に、進め方の見直しができる余地があるか
自社の場合に当てはめて整理したい方は、新規事業開発支援について相談する →
複数社を比較するときの視点
提案内容を比較するときは、金額だけで判断しないことが大切です。最初の進め方が具体的か、検証から実装まで対応できるか、費用の前提条件が明確かという3点を軸に比較すると、金額の差の理由も見えてきます。会社選びの基準は新規事業を外部パートナーに依頼するとき、何で選ぶかも参考にしてください。
疑問点は、契約前に解消する
提案書を読んで分からない部分があれば、契約前に質問することをおすすめします。質問したときの答え方や姿勢も、その後の付き合いやすさを判断する材料になります。契約形態の違いについては新規事業開発の契約形態の違いで整理しています。
よくある質問
Q. 提案書に、具体的な金額が書かれていない場合はどうすればいいですか?
A. フェーズによって金額が変動する場合、目安の金額や算出の考え方は示してもらえるはずです。何も示されない場合は、確認するべき点です。
Q. 提案内容が、他社と比べて抽象的に感じます。問題ありますか?
A. 新規事業の支援は、状況に応じて進め方が変わる部分があるため、ある程度は仕方ありません。ただし、最初の進め方(誰と、何を、いつまでに確認するか)までは具体的に示されるべきです。
Q. 複数社から提案を受けた場合、何を基準に比較すればいいですか?
A. 検証から実装まで一気通貫で対応できるか、最初の進め方が具体的か、費用の前提条件が明確かの3点で比較すると、判断しやすくなります。
Q. 提案書を読んでも、よく分からない部分があります。聞いてもいいですか?
A. 聞くべきです。提案書の内容について質問したときの答え方や姿勢も、その会社と付き合えるかどうかの判断材料になります。
発信:株式会社オルアナ(新規事業開発・システム開発・AIエージェント開発・バックオフィス業務支援)
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この課題を、解決するまでの流れ
STEP 1
課題を知る
この記事で、状況を整理しました。
STEP 2
判断材料を集める
- 中小企業の新規事業開発 完全ガイド立ち上げから撤退判断まで
- 新規事業を外部パートナーに頼むときの選び方伴走できる相手の見分け方
- 新規事業開発支援の費用はどう決まるかフェーズ別の考え方
- 契約形態の違い準委任・請負・コンサルティング
- 最初の検証範囲の決め方広げすぎず絞りすぎない3つの軸
- 相談先の比較公的機関・コンサル会社・専門会社・フリーランス
- 社内チームか子会社か意思決定の速さと費用の比較
- 秘密保持契約(NDA)の確認ポイントアイデア流用のリスクと競業避止の範囲
- 社内異動か新規採用か強みと負担の比較
- トップダウンか社内公募かアイデアの決め方の比較
- 成果物の著作権・使用権の確認ポイント事業計画書・市場調査データは誰のものか