業務の課題を解決する方法として、既存のSaaS(クラウドサービス)を使うのか、自社の業務に合わせたシステムを開発するのかで迷うことがあります。この記事では、両者の違いと、選ぶときの考え方を整理します。

システム開発

「思っていたのと違う」を繰り返さないシステム開発があります。

まず、業務の流れを聞かせてください →

SaaSと、自社開発の違い

SaaS(既存サービス)自社開発
導入までの期間すぐに使い始められる設計・開発の期間が必要
業務への合わせやすさ標準機能の範囲に、業務を合わせる必要がある自社の業務に合わせて作れる
費用月額の利用料初期の開発費と、継続的な保守費用
他システムとの連携提供されている連携機能の範囲に限られる必要な連携を、自由に設計できる

SaaSが向いている場面

  • 業務のやり方が、一般的な手順に近い
  • すぐに使い始めたい
  • 将来的に業務のやり方が大きく変わる可能性がある

自社の場合に当てはめて整理したい方は、システム開発について相談する →

自社開発が向いている場面

  • 自社独自の業務フローがあり、既存のSaaSでは対応できない
  • 複数の業務システムを、連携させてまとめたい
  • 長期的に使い続ける前提で、業務に完全に合わせたい

まずSaaSで試す、段階的な進め方

最初から自社開発に進む必要はありません。まずSaaSを試し、標準機能で対応できない部分が明確になってから、その部分だけを自社開発で補う、という進め方もあります。自社開発を検討する場合の最初の範囲の決め方は、システム開発は、どこまで作ってから始めるかを参考にしてください。

よくある質問

Q. SaaSを使ってみて、合わなければ後から自社開発に切り替えられますか?

A. できます。まずSaaSで試し、業務に合わない部分が明確になってから、自社開発を検討する進め方は、リスクを抑えやすい方法です。

Q. SaaSのデータを、自社開発のシステムに移行することはできますか?

A. 多くのSaaSはデータのエクスポート機能を持っています。ただし、形式の変換が必要になることがあるため、移行のしやすさも選定時に確認します。

Q. SaaSを複数組み合わせて使うのと、一つの自社開発システムにまとめるのと、どちらがいいですか?

A. 業務の数や複雑さによります。業務同士の連携が多い場合は、まとめたほうが管理しやすくなります。独立した業務が多い場合は、SaaSの組み合わせでも対応できます。

Q. 費用は、どちらが安くなりますか?

A. 短期的にはSaaSのほうが安く始められます。長期的に見ると、業務に合わない部分を運用でカバーする手間を考慮する必要があります。

発信:株式会社オルアナ(新規事業開発・システム開発・AIエージェント開発・バックオフィス業務支援)