システム開発会社を比べるときは、価格の安さより「契約前に何が確認できるか」「導入後の条件が決まっているか」を見るのが有効です。中小企業が発注前に比べたい7つの基準を、確認する内容と確認の仕方に分けて整理します。
| 基準 | 確認すること | 確認の仕方 |
|---|---|---|
| 業務の理解 | 自社の業務の流れを聞いたうえで提案しているか。要件が固まっていない段階から相談できるか。 | 最初の打ち合わせで、システムの話より業務の話が多いかを見る |
| 契約前に確認できるか | 契約前に、主要な機能を実際に操作して業務に合うかを確かめられるか。 | 動くものを見せてもらえる条件(期間・費用)を着手前に聞く |
| 見積の範囲と内訳 | 何を作る費用で、何が含まれないのかが書かれているか。権限・安全性の検証、データ移行、操作説明が範囲に入っているか。 | 「この範囲なら、これくらい」という形で範囲と金額が対で出るかを見る |
| 保守・運用の条件 | 保守の範囲、費用、困ったときの連絡先、変更依頼の扱いが、契約前に決まるか。 | 導入費だけでなく、使い続けるための費用も含めて比較する |
| 引き継ぎやすさ | 独自の仕組みに閉じていないか。将来、担当が変わったり別の会社に引き継いだりできる構成か。 | 広く使われている技術を使っているかを聞く |
| 外部サービスの費用 | システムが利用する外部サービスの費用が、開発費と分けて示されているか。 | 開発費・外部サービス費・保守費が別の行になっているかを見る |
| 追加費用の扱い | 機能追加や仕様変更のとき、どう見積もり、どう合意するか。 | 変更時の進め方を、契約前に文章で確認する |
この基準に対するオルアナの進め方
- 契約前に主要な機能を操作し、現場の方と業務に合うかを確認してから本契約へ進みます。
- 独自フレームワークは使わず、広く使われている技術を選び、引き継ぎやすい構成を目指します。
- 保守の範囲・費用・役割分担、外部サービスの費用、機能追加の扱いは、本契約前に分けて確認します。
- 相談したからといって、契約する義務はありません。